平成16年７月、新しくデイサービスが開所するという広告をみたのが、私の六日町の家で働くきっかけでした。

亡くなった祖父、祖母が今でいう認知症で家族で介護した日々を思い出しながら面接していただいた日。

利用者様の表情、笑顔、好きなことをしている。スタッフの皆さんも楽しそうに仕事をしている姿が今でも鮮明に思い出します。

無資格でしたが、社長の介護に対する想いを聞いて不安な気持ちがなくなりました。

利用者様と一緒に生活をしている。話をしながら一緒にお茶、食事、散歩、お昼寝。それが仕事でした。

利用者様の話に耳を傾け話を聞くこと、言葉が聞き取れないからと諦めるのではなく口の動きを見て利用者様の、話したい伝えたいことのわかるスタッフになる。認知症の方ほど一生懸命信頼関係が築けるように、寄り添うケアをしました。